ゲーム素材のフリーサイト10選|商用利用できる画像・背景・BGM・効果音

Devoch 編集部

ゲーム制作に使えるフリー素材サイトを、画像・背景・BGM・効果音の種類別に紹介します。商用利用やクレジット表記、加工ができるかを各サイトの利用規約で確かめて、一覧表で比べられるようにまとめました。

ゲームを作るとき、キャラクターや背景の絵、BGM、効果音まで、すべてを自分で用意するのは大変です。そんなときに頼りになるのが、無料で使えるフリー素材のサイトです。

この記事では、ゲーム制作に使えるフリー素材サイトを、画像・背景・BGM・効果音の種類別に紹介します。あわせて、商用利用やクレジット表記などの条件を、2026年10月時点の各サイトの利用規約で確かめ、一覧表にまとめました。規約は変わることがあるので、使う前に必ず最新の規約を確認してください。

結論:まずは規約を読み、条件をメモしてから使う

フリー素材は「無料」でも「何をしてもよい」わけではありません。 サイトごとに、クレジット表記が必要か、加工してよいか、何に使ってはいけないかが決まっています。

使う素材が決まったら、サイトの名前、URL、条件(クレジット表記が必要かなど)をメモしておきましょう。公開の直前に、クレジット表記を入れ忘れることを防げます。

フリー素材を使う前に確認したい4つのこと

商用利用ができるか

有料で販売するゲームや、広告の収入があるゲームに使う場合は、商用利用ができるかを確かめます。 この記事で紹介するサイトは、いずれも規約で商用利用を認めています。

クレジット表記が必要か

作品の中や紹介ページに、素材の提供元の名前を書く必要があるかを確かめます。 必須のサイトと、任意(書いてくれるとうれしい)のサイトがあります。

加工してよいか

色やサイズの変更、音の編集などの加工ができるかを確かめます。 加工はできても、加工した素材を配ることは禁止されている場合があります。

禁止されている使い方

多くのサイトで、素材そのものを再配布したり、販売したりすることは禁止されています。 ほかにも、サイトによって、直リンク(サイトの素材ファイルに直接リンクして使うこと)、AI の学習への利用、公序良俗に反する作品での利用などが禁止されています。

素材サイトの規約の比較

各サイトの利用規約をもとに、主な条件をまとめました(2026年10月時点)。

サイト 素材の種類 商用利用 クレジット表記 加工
Kenney 2D・3D・UI など 可 不要(CC0) 可
ぴぽや倉庫 マップチップ・キャラ・エフェクトなど 可 不要(Scratch で公開する場合は必要) 可
OpenGameArt.org 2D・3D・音など 可 素材ごとのライセンスによる 素材ごとのライセンスによる
DOTOWN ドット絵 可 任意 一部の加工は可
ゲームまてりあるず 背景 可 任意 可
魔王魂 BGM・効果音 可 必要 可
OpenTracks(旧 DOVA-SYNDROME) BGM・効果音 可 不要(曲ごとの条件が優先) 可
甘茶の音楽工房 BGM 可 任意 可
効果音ラボ 効果音 可 不要 可
OtoLogic BGM・効果音 可 必要(CC BY 4.0) 可

以下で、サイトごとの特徴と、規約で気をつけたい点を紹介します。

キャラクター・マップ・UI などの画像素材

Kenney

Kenney は、2D・3D・UI などのゲーム素材を配布している海外のサイトです。 サポートのページによると、素材はパブリックドメイン(CC0)で提供されていて、商用のゲームにも使え、クレジット表記も必要ありません(表記する場合は「Kenney」と書けばよいと案内されています)。

Kenneyの「Support」ページ
出典:Kenney「Support」(https://kenney.nl/support)2026年10月4日撮影

ぴぽや倉庫

ぴぽや倉庫は、マップチップ、キャラクターチップ、戦闘のエフェクト、アイコンなどを配布している国内のサイトです。 RPG を作るときに必要な素材がそろっています。利用規約によると、無料素材は商用利用ができ、色やサイズの変更などの加工も自由です。クレジット表記は不要ですが、Scratch で公開する場合は「ぴぽや https://pipoya.net/」の記載が必要です。

素材のデータそのものの販売や、加工した素材を有料で配ることは禁止されています。有料の素材には別の条件があるので、使う前に確認しましょう。

OpenGameArt.org

OpenGameArt.org は、世界中の作り手がゲーム用の素材を投稿している海外のサイトです。 FAQによると、商用のゲームにも使えますが、ライセンスは素材ごとに違い、CC0 のほか、クレジット表記が必要な CC-BY や OGA-BY、条件の多い CC-BY-SA や GPL などがあります。

使う素材ごとに、ライセンスと、作者が求めるクレジットの書き方(素材のページの「Copyright/Attribution Notice」)を確かめましょう。

DOTOWN

DOTOWN は、ドット絵の素材を配布している国内のサイトです。 利用規約によると、個人・法人、商用・非商用を問わず無料で使えます。クレジット表記は必須ではありません。色の変更や反転、拡大・縮小などの一部の加工は問題ないとされています。

素材を LINE スタンプやグッズにして配ったり売ったりすること、直リンクなどは禁止されています。

背景の素材

ゲームまてりあるず

ゲームまてりあるずは、ゲームやノベルゲームに使える背景のイラストを配布している国内のサイトです。 部屋、街並み、ファンタジー、ホラーなど、場面ごとに探せます。利用規約によると、商用利用ができ、加工・合成もできます。クレジット表記は必須ではありませんが、リンクを載せることがすすめられています。

素材そのものの再配布や販売、素材を主な要素にしたテンプレートなどの配布・販売は禁止されています。

BGM の素材

魔王魂

魔王魂は、ゲームに合う BGM や効果音を配布している国内のサイトです。 利用規約によると、商用・非商用を問わず使え、使うための許可や報告も必要ありません。

ただし、クレジット表記は必須です。 表記の例として「音楽:魔王魂」が挙げられています。RPGツクールや Unity などで作ったゲームで、素材を暗号化することは認められています。

OpenTracks(旧 DOVA-SYNDROME)

OpenTracks は、多くの作曲者の BGM や効果音を集めた国内のサイトです。 2026年9月15日に、DOVA-SYNDROME から名前が変わりました。ライセンスの案内によると、商用・非商用を問わず使え、著作権の表示(クレジット表記)は不要です。有料・無料のゲームの背景音楽としても使えます。

作曲者が独自の利用条件を決めている曲もあり、その場合は作曲者の条件が優先されます。 曲のページで条件を確かめましょう。

甘茶の音楽工房

甘茶の音楽工房は、さまざまな雰囲気の BGM を配布している国内のサイトです。 利用規約によると、商用・個人を問わず使え、ゲームでの利用も認められています。テンポやキーの変更、フェードイン・フェードアウトなどの加工もできます。クレジット表記と使用の報告は必須ではありません。

音楽だけを販売したり再配布したりすること、直リンクでの使用などは禁止されています。

効果音の素材

効果音ラボ

効果音ラボは、幅広い種類の効果音を配布している国内のサイトです。 利用規約によると、商用利用ができ、使用の報告、リンク、クレジット表記は不要です。効果音の加工もできますが、加工した効果音の再配布は禁止されています。RPGツクールや WOLF RPGエディターの作品での使用も、規約の中で認められています。

OtoLogic

OtoLogic は、効果音と BGM を配布している国内のサイトです。 ゲーム用の効果音のセットや、ゲームボーイ風・ファミコン風の BGM もあります。利用規約によると、素材はクリエイティブ・コモンズの CC BY 4.0 で提供されていて、商用利用や加工もできます。

使う条件は、「OtoLogic」のクレジットを表示することです。 クレジットを表示できない場合は、表記が不要な有料のライセンスも用意されています。

フォントを選ぶときは

ゲームの文字に使うフォントにも、それぞれライセンスがあります。 たとえば、Google Fonts で配布されているフォントには、フォントごとにライセンスのファイルが付いています。Google Fonts のフォントのリポジトリでも、使うフォントのライセンスを必ず読むよう案内されています。

ゲームのファイルにフォントを入れて配る場合は、それがライセンスで認められているかを確かめましょう。

Unity Asset Store・itch.io などの素材ストア

ゲームエンジンの公式のストアや、ゲームの投稿サイトでも、素材が配布・販売されています。 たとえば、Unity の Asset Store や itch.io では、無料の素材と有料の素材の両方が見つかります。素材ごとにライセンスが違うので、ダウンロードする前に条件を確かめましょう。

クレジット表記の書き方の例

クレジット表記が必要な素材を使ったら、ゲームのスタッフロールや、ゲームの紹介ページ、説明書(readme)などに書きます。 サイトが書き方を指定している場合は、それに従います。たとえば次のように、素材の種類ごとにまとめると分かりやすくなります。

■ 使用素材
音楽:魔王魂
効果音:OtoLogic
画像:ぴぽや倉庫

クレジット表記が任意のサイトでも、書いておくと、ほかの作り手が素材を探す手がかりになり、素材の作者への感謝も伝わります。

まとめ

素材がそろったら、ゲームづくりを進めましょう。ツールの選び方は無料のゲームエンジン・ゲーム制作ソフト比較、作り方の全体の流れは個人でゲームを作る方法、完成したゲームの公開先はフリーゲーム投稿サイトまとめで紹介しています。

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